突然Finder内のiCloudが同期しなくなり、解決までちょっと時間が掛かってしまったので対処方を記録しておきます。 原因はよく分かっていませんが割と良くあること(?)のようなので色々試して解決しない場合は試してみてください。
結論
「セーフモード」でMacを再起動するとFinderのiCloudの同期が復活する。
web上には以下のような対処が多く見られ、殆ど試しましたが自分の環境では解決しませんでした。
上記方法を試して解決しない場合は「セーフモード」を試してみてください。
起こった環境
環境依存の問題が原因なのか分かっていませんが、念のため今回の環境を記しておきます。
- macOS Monterey バージョン12.6
- Finder バージョン12.5
セーフモードとは?
Apple公式には以下のように書かれています。
セーフモードでは、Mac の起動時に所定のソフトウェア (ログイン項目、macOS で必須ではないシステム機能拡張、macOS でインストールされたものではないフォントなど) が読み込まれません。
起動ディスクの基本的なチェックも実行されます。これは、ディスクユーティリティの First Aid を使う場合と同様のチェック作業です。
フォントキャッシュやカーネルキャッシュなど、一部のシステムキャッシュも削除されます。これらは、必要に応じて適宜自動的に再作成されます。
詳しくは分かりませんが、次のように解釈しました。
- 必要最低限の機能だけで起動する
- システムチェック、クリーニング(不要なファイルの削除や再構成)を行う
セーフモードのやり方
手順はApple公式に書かれているので僕が分からなかったポイント、注意点について書いておきます。
チップの確認方法
チップ(CPU、プロセッサ)がAppleシリコンなのかIntelプロセッサなのかで手順が異なります。
自分のMacのチップを調べるには左上のリンゴマーク
→ このMacについて
→ 概要
→ チップ
(Intelの場合はプロセッサかも?) に記載されています。
AppleシリコンのMacでセーフモードでの起動手順
AppleシリコンのMacを使ったセーフモードでの起動手順は次の通りです。
- シャットダウン
起動オプションを読み込み中
と表示されるまで電源ボダン
を長押し- ボリューム選択が表示され、
Macintosh HD
を選択(この時点で続ける
はクリックしない) Macintosh HD
を選択した状態でshift
キーを押すと続ける
がセーフモードで続ける
に変わるのでshift
キーを押したままクリック- 起動後に右上に赤字で
セーフモード
と表示されていればOK
セーフモードの状態でも使うことはできますが、機能が制限されているのでセーフモードで起動後に再度、通常モードで再起動した方が良いかもしれません。
まとめ
iCloudが同期されないだけで結構不便ですね... セーフブートがこんな問題も解決してくれるとは思ってもいなかったので、定期的にセーフブートをやっておくとトラブル防止になるかもしれないです。